今日の農業 | 農業用語集|面積・数量
歩留まり
ぶどまり
収穫・調製したもののうち、実際に製品・出荷になる割合。米なら「玄米からどれだけ精米が取れるか」がその代表例です。
農家にどう関係するか
- 売上の見込みは「収量 × 歩留まり × 単価」。収量だけ見ていると読み違えます
- 規格外や調製での目減りを数字で把握すると、出荷計画・価格交渉の根拠になります
意味と計算式
歩留まり(%)= 製品・出荷になった量 ÷ 元の量 × 100。
計算例:収穫1,000kgのうち出荷できたのが850kgなら、歩留まりは85%です。どの段階(収穫→調製→選別→出荷)の割合かを決めてから使うと、比較がぶれません。
米の例(公的データ)
米では玄米から精米にする際の割合を「精米歩留まり」と呼びます。農林水産省の資料では、令和6年産の精米歩留まりは、回答のあった大手卸14社と米穀店8社(計22社)の加重平均で89.5%、令和2〜4年産の平均と比べ0.6ポイント低い水準とされています。
国の食料需給表でも、米は「国内生産量から粗食料までは玄米、純食料以下は精米」と、玄米・精米を分けて扱っています。歩留まりは品目・年産・調製方法で変わるため、この数字は米の一例として見てください。
現場で確認すること
- どの段階の歩留まりか(調製後か・選別後か・精米後か)を先に決める
- 自分の実績を2〜3作つづけて記録すると、来季の出荷見込みの精度が上がる
間違えやすい点
- 統計の「10a当たり収量」は収穫量ベース。出荷量とは別の数字
- 年産・乾燥調製の条件で変わるので、1年の数字だけで断定しない
「今日の農業」で使う
関連する用語
ご利用にあたっての注意
本ページは参考情報です。最新の要件・登録内容・使用方法・地域の指導内容は、 公式情報・農薬ラベル・自治体・病害虫防除所・JA・普及指導機関などでご確認ください。
出典(公式情報の確認先)
- 農林水産省「米の基本指針(案)に関する主なデータ等」(令和7年1月)(令和6年産 精米歩留まり89.5%(22社加重平均))
- 農林水産省 食料需給表の概要(米は玄米・精米を分けて扱う(歩留まり概念の公的用例))
上記の公表情報をもとに株式会社スパークルが加工・編集。最終確認日:8月5日(2026年)
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