今日の農業 | 農業用語集|病害虫・防除
ドリフト(農薬飛散)
どりふと
散布した薬剤が風などで目的の場所の外へ流れてしまうこと。隣の畑や住宅への影響・残留基準違反の原因になります。
農家にどう関係するか
- 隣接する他人の作物にかかると、その作物の残留基準違反(出荷できない)につながりうる、対外的に最も重い失敗のひとつです
- 風の弱い時間帯を選ぶことが、道具を変えるより先にできる基本の対策です
いつ起きやすいか(風の目安)
「今日の農業」の防除ナビでは、風の平均3m/s以下を散布に向く目安とし、5m/s以上は×、突風8m/s以上は注意・10m/s以上は×として時間帯を判定しています(当サイトの判定基準)。平均風速が弱くても、突風があるとドリフトは起こります。
国(農林水産省)も飛散対策の技術マニュアルを公開しており、ノズルの選択・遮蔽物の利用など、風以外の対策も整理されています。
基本の対策
①風の弱い時間帯(朝夕が多い)を選ぶ ②隣接作物・住宅側の風下では散布しない ③飛散しにくいノズル・剤型を検討する ④周囲に一声かける。特に①は費用ゼロで今日からできます。
現場で確認すること
- 散布前にその時間の風速・風向きを確認する(平均だけでなく突風も)
- 隣の圃場で何が栽培されているか・収穫が近いかを把握しておく
間違えやすい点
- 「朝なら安全」とは限らない。朝でも風の強い日はある(時間帯ごとの確認が確実)
- 無風でも高温時は上昇気流で流れることがある。風だけでなく天気全体で判断
「今日の農業」で使う
関連する用語
ご利用にあたっての注意
本ページは参考情報です。最新の要件・登録内容・使用方法・地域の指導内容は、 公式情報・農薬ラベル・自治体・病害虫防除所・JA・普及指導機関などでご確認ください。
出典(公式情報の確認先)
- 農林水産省 農薬飛散(ドリフト)低減対策に関する情報
- 農林水産省 農薬飛散対策技術マニュアル(飛散対策の基本と個別技術)
上記の公表情報をもとに株式会社スパークルが加工・編集。最終確認日:8月5日(2026年)
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