今日の農業 農業用語集|気象・災害

積算温度(GDD)

せきさんおんど
毎日の気温のうち、作物の生育に効いたぶんを足し上げた数値。カレンダーの日数ではなく「熱の貯金」で生育の進みを見る考え方です。

農家にどう関係するか

  • 同じ4月でも年によって暖かさは違う。積算温度で見ると「今年は例年より進んでいる/遅れている」が数字で分かります
  • 収穫期や作業適期の目安を、経験則+数字の両方で持てるようになります

計算のしかた(当サイトの方式)

「今日の農業」の生育のめやす機能では、GDD(Growing Degree Days)方式で、1日ぶんを「(最高気温+最低気温)÷2 − 基準温度」として計算し、プラスの日だけを起点月から足し上げています。基準温度(それ以下では生育が進まないとみなす温度)は作物の分類ごとに次の値を使っています。

当サイトの分類別の基準温度と起点月
作物の分類基準温度積算の起点
果菜10℃4月
葉茎菜5℃3月
根菜5℃3月
穀類10℃5月
豆類・雑穀10℃5月
果樹10℃4月

当サイトの生育のめやす機能の設定値(分類ごとの目安・品種や作型では異なります)。

計算例

計算例:基準温度10℃の作物で、最高28℃・最低18℃の日 →(28+18)÷2 − 10 = 13。この「13」をその日のぶんとして積み上げます。最高15℃・最低8℃の日なら(15+8)÷2 − 10 = 1.5です。

当サイトでは過去5年の同時期の積算と比べ、±8%を超えて差があるときに「例年より早め/遅め」と表示しています(当サイトの基準・2026-08-05時点)。

現場で確認すること

  • 品種・作型ごとの正確な適期は、種苗の説明や地域の指導情報を優先する(積算温度は補助線)
  • 自分の圃場の実感とずれるときは、起点日を自分の定植日に置き換えて考える

間違えやすい点

  • 基準温度は作物・品種で違う。この表は分類ごとの目安で、全作物共通の定数ではない
  • 積算温度だけで収穫日を断定しない(日長・水分・栽培管理でも変わる)

よくある疑問

積算温度とGDDは同じものですか?

ほぼ同じ考え方です。GDD(Growing Degree Days)は「基準温度を超えたぶんだけを足す」計算方法で、日本語では有効積算温度と呼ばれることもあります。単純に日平均気温を足し上げる方式を指して積算温度と呼ぶ場合もあります。

「今日の農業」で使う

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ご利用にあたっての注意

本ページは参考情報です。最新の要件・登録内容・使用方法・地域の指導内容は、 公式情報・農薬ラベル・自治体・病害虫防除所・JA・普及指導機関などでご確認ください。

出典(公式情報の確認先)

上記の公表情報をもとに株式会社スパークルが加工・編集。最終確認日:8月5日2026

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